平敷兼七(へしき けんしち、1948-2009年)は、アメリカの統治下の沖縄、今帰仁村(なきじんそん)に生まれ、61歳で亡くなるまで、生涯沖縄を撮り続けた写真家です。2007年に開催された写真展「山羊の肺 沖縄1968-2005年」(銀座ニコンサロン)で高い評価を得て、亡くなる前年に第33回伊奈信男賞を受賞しています。近年では、2015年にヒューストン美術館にて開催された展覧会「来るべき世界の為に1968から1979年における日本美術・写真における実験」に選出されるなど、国内外で再評価が進んでいます。
ギャラリートークのお知らせ
2017年9月30日(土)15:00~16:00
登壇:棚谷克巳(NHK制作局エグゼクティブ・プロデューサー)
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