本展は、本学同窓会創設90周年を記念し、写大ギャラリー・コレクションとして収蔵されている本学卒業生の作品を選抜して展示いたします。
同窓会90年の歴史の中では、文化の発展に寄与した写真家として、文部科学大臣が選出する文化功労者に、渡辺義雄(1928年卒)、田沼武能(1949年卒)、細江英公(1954年卒)の3名が選出され、また特に期待される新人作家に贈られる木村伊兵衛写真賞を、本城直季(2004年卒)、高木こずえ(2007年卒)などが受賞するなど、多くの優れた写真家を輩出してきました。
1975年(昭和50年)に開設された写大ギャラリーでは、国内外の著名な写真作品など約1万点のオリジナルプリントを所蔵していますが、その中には本学出身の写真家の作品も数多く含まれています。本学で学んだ写真家たちの多様な表現を通して、写真表現の90年、そして時代の流れとしての90年を思索する機会になればと存じます。 (プレスリリースより抜粋)
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